MENU

ECコンサル・運営代行 No.1 月額8.8万円(税込)~

ECコンサル・運営代行 No.1 月額8.8万円(税込)~

EC(ネットショップ)成功事例研究所では、業界で活躍する企業様の事例を様々な媒体から情報を引用させて頂きまとめております。
ECの戦略から商品開発、サイト制作、集客方法(SEO、SNS)、越境EC、AMAZON・自社サイト対策など是非読んでいただければ幸いです。

  1. EC成功事例研究所
  2. インテリア
  3. ブランドイメージを変えない提案のできるサイト作り。ナチュラルキッチン EC成功事例

ブランドイメージを変えない提案のできるサイト作り。ナチュラルキッチン EC成功事例

hatena line pocket

(ナチュラルキッチン公式サイト:https://shop-natural-kitchen.jp/

 

大阪の小さな雑貨屋さんから始まったナチュラルキッチン。

「もっとたくさんの人に大好きな雑貨に囲まれて過ごしてほしい」という思いから、お店に並ぶオリジナル商品の製造をしています。

 

”全ての人を家族と思い、全ての人の健康寿命に貢献することを使命”としているナチュラルキッチンの企業理念。

 

物の価値を考えたときに、それは高価だから決まるものではないと考えたナチュラルキッチンの社長さんは、100円でもいいのものを作る事を目標に、世界中で改良・交渉を重ねてきました。

こうやってこだわり抜いた商品が並ぶ店頭は、自信に満ち溢れた空間です。

 

そんなナチュラルキッチンが、たったの1年で目標売上を達成できた理由とは?

自社ECサイトが好調に至ったナチュラルキッチンの工夫をご紹介いたします。

 

(ナチュラルキッチンオンラインショップ:https://shop-natural-kitchen.jp/

 


ECサイト立ち上げのきっかけ


 

主要都市で店舗を構えているナチュラルキッチンは、コロナが影響し店頭にお客様が少なくなったと実感。

また、主要都市でのみ店舗を展開しているため、地方のお客様への認知度の低さを課題に感じていたそうです。

家の中の生活を豊かにしたいという想いで商品を販売しているため、コロナを機に増えたおうち時間を自社製品で楽しんでいただけるチャンスなのではと考えたといいます。

 

 


ネットショップを開始して向上した点


 

今までは、店舗のみで販売をしていたため、新規のお客様も店舗で獲得する方法しかありませんでしたが、ECサイトを立ち上げたことで、サイト導入からの新規顧客の獲得ができるようになりました。

 

コロナを機に立ち上げたECサイトですが、店舗とECサイトの販売で異なる点として、お客様が求める商品が全く違うことでした。

ECサイトで購入するお客様の選ぶ商品は、普段店舗で購入したら持ち帰ることが大変な大き目の家具の注文が多いといいます。

都心部では、道路の幅が狭く一通道路が多い、パーキングが高いなどがあり、車で外出より電車や徒歩で街を散策するお客様が多く、そういったシーンで家具を買って持ち帰るイメージはありません。

こういったお客様の心理的な観点から、結果的に、ナチュラルキッチンのオンライン販売は、顧客様の需要に必要だったことが分かりました。

 

サイト立ち上げがきっかけで、今まで店舗での購入を控えていたお客様のニーズにも応えられるようになったといいます。

 

 


サイトデザインは”店舗のイメージと同じ雰囲気”に


 

ナチュラルキッチンは雑貨屋さんですが、インテリアコーディネートができるセンスあるスタッフが多く、お客様へ空間作りのご提案ができます。そのため、店舗に行けば、どんな空間に何を合わせて置くとおしゃれに見えるのかを伺うことができるため、なんとなくイメージができる状態で購入に至ります。

しかし、スタッフのいないECサイトでは、イメージ画像や掲載写真で空間コーディネートを伝えていく必要があります。

そういった課題もあり、ナチュラルキッチンは、ブランドイメージが店舗とサイトで差がでないようなデザインや、画像作りにこだわってECサイトを作ったそうです。

 

 

メイン商品を目立たせるためのイメージ通りの小物、配置、配色など、バランスが難しいインテリア空間作り。

商品画像は、一番最初に目に入る購入きっかけに繋がる視覚的情報のため、ここを逃すと商品ページのCTRも上がりません。1枚の写真の中にさり気なく映っているサブ商品は、メイン商品の使用方法や置き方について、お客様の想像を膨らませるための大切な”WEB上のインテリア提案”となります。

ECサイトには欠かせないWEB接客の一部です。

 

 


ニュアンスで探せるハッシュタグ検索機能


 

お客様が知っているワード、素材、形で検索を掛けることのできるハッシュタグ検索ページ。

ニュアンスワードや、トレンド、カラー、シルエットなど、複雑な商品でもピンポイントで探すことの出来るハッシュタグ検索機能は、とても利便性が高いと感じます。

商品ページの下部に、活用シーンや当てはまるワードのハッシュタグを挿入し、それに沿って検索ができるような工夫がされています。

そのため、商品のカテゴリが分かれていても、同じ素材やイメージで検索ができるため、統一感のある雑貨や家具を素早く見つけ、揃えることができます。

 

また、公式サイトにも工夫が多く、バナーや画像の上でカーソルを合わせると、一部だけ動きのあるアニメーションが含まれています。

かわいらしいイラストや繊細で自然体なデザインが魅力的で、ナチュラルキッチンのブランドイメージが伝わるECサイトには、参考にすべきデザインのポイントが多く含まれています。

 

(※公式サイトのアニメーションのあるカテゴリページ:https://www.natural-kitchen.jp/item/

 


#私のナチュラルキッチンでUGC活用


 

ナチュラルキッチンが大切にしているのは、ショップの雰囲気やイメージです。

お客様は、ナチュラルキッチンの雰囲気やイメージ通りの商品に惹かれてご購入されますが、そんなお客様の嬉しい気持ちを綴ったSNS投稿はとても素敵です。

ナチュラルキッチンのECサイトでは、そんなお客様の素敵な投稿を『user photo』のページでご紹介しています。投稿されている写真は、どれもとてもセンスがあり、一般のお客様とは思えないクオリティーのため、初めて買う、もしくは購入を悩んでいるお客様には大変参考になるページでした。

 

家具やキッチン用品の選び方は、住む場所の空間を彩る大切な選択です。

このようなUGCを活用したページがあるだけで、背中を押され、信用して購入できるという安心感にも繋がります。

 

 


今後目指していきたい方向性


 

ナチュラルキッチンの店舗は、かわいらしい小物や内装のデザインもあり、男性には入りにくいと感じさせてしまいます。今後は、サイトを気軽に見るような感覚で、男性も入りやすい実店舗の環境作りが課題だといいます。

リモートワークの促進により、家の中でお気に入りのインテリア空間作りを楽しむ人が、比較的に増えてきたように感じます。

 

雑貨の一番の良さは、その空間にあるだけで心が満たされ、一気に好きな空間へと変わることにあります。

誰でも気軽に入店できる環境を作ることで、入店増加に繋がるとともに、スタッフのやりがいや新しい視点での発見も増え、全体がより良い方向にいくことが期待できます。

 


まとめ


 

台所は、家族が集まり一日の始まりの場所です。

そんな日々の幸せを、ナチュラルキッチンから初めてもらえるように…そんな想いが込められているそうです。

 

物の価値は価格ではない、価値を感じる理想の空間は100円でも作れると謳っているように、安価で魅力的な商品を生活に加えることができるブランド、ナチュラルキッチン。

 

お客様の毎日が豊かに、楽しい日々になることが企業の願いであるように、今後はさらなる発展を期待し、お客様から見たナチュラルキッチンが、これからも優しい雰囲気を纏う心地いい雑貨屋さんであってほしいと思います。

 

 

 

 

TOPへ戻る

ホームへ戻る

 

 

 

hatena line pocket
  • 売上2億円のネットショップを10億円にする方法
  • 東南アジア進出のファーストステップを強力に支援します