2023/02/20

ECサイトの運営経費を50%削減する勉強会を開催しました!2021年8月定例会

キャピタルスポーツ様の超効率運営とは!?

【キャピタルスポーツの新谷社長様のご紹介】
「キャピタルスポーツ」は現在、4つの実店舗と12のECサイトを運営する総合スポーツショップ様です。比較的早い時期(2005年)にEC通販の販売をスタートされ、特定スポーツ専門店のサイトを増やしていき売上を着実に伸ばしていきます。複数サイト運営効率化のためにシステム開発も同時並行で行われています。また2013年にミャンマーにて現地事務所を設立するなど常に新しいことにチャレンジされており、2019年にはスポーツ専門の製造・卸売り業者とのM&Aにより経営基盤の拡大を図られています。

12のECサイトを動かす効率経営
この度ご登壇頂く【キャピタルスポーツ様】は2005年からECサイトをスタートされました。着実に売上を伸ばされていく中で、商品登録や受注業務などのコストを抑えて効率的に出来ないかを追求されて現在のような仕組み、組織体制が出来上がりました。

海外人材の積極活用
ミャンマーに子会社(現地法人)を設立されています。日本語のできるミャンマーの人材を確保して、ECサイトに関わる業務を行っています。またシステム開発もこちらで行い、日本で依頼するよりもかなり安い金額でシステムを構築されています。

システム構築
ミャンマーでのシステム開発を中心に、独自の受注管理システム・商品登録システム等を作っています。また細かいアップデートやニュアンスに対応するために、日本人システムエンジニアが日本(現場)に常駐しています。

地方スポーツショップ様の通販年商10億円突破までの軌跡

EC通販の立ち上げの経歴
2005年に自社サイトと楽天市場店をスタート。立ち上げ時はページ制作、受発注、発送を全て1人で管理していた。2年目には運営体制5名で取り組むも、商品アイテム数が増えれば販売は増加するが、売れると受発注に専念してしまい商品掲載できないという悪循環へ陥ります。人を増やし続けても固定費が上がるという課題をかかえており、社内の生産性向上とシステム導入による業務効率化を目指して取り組んでいきました。
システム導入により、適正な在庫管理、粗利管理が可能になると2011年~2012円にかけてに6サイトをオープンさせて多店舗運営の強化をしていきました。
多店舗化が進み売上もさらに拡大。一方でマーケットの価格競争が進んでいきました。

商品登録のためにミャンマーに拠点を設置
価格破壊が進む中で生き残るために、コストダウンさらに図っていくべく、海外の人材を積極的に活用していきます。2013年ミャンマーにて現地事務所を設立し、(現地責任者を日本に呼び1ヵ月研修)日本語が喋れる高学歴で優秀な人材をどんどん確保していきます。システム開発ができる人材も増やし2013年末には現地のスタッフが20名を超えました。
商品登録数が飛躍的にアップし、今まで取り扱いアイテム数が14,000だったのが35,000になりました。
結果的に2013年に初めて月商1億円を突破し、2014年にはミャンマー事務所を現地法人化。商品登録業務はミャンマーで行う体制が整っていきます。